池波正太郎著「映画を見ると得をする」新潮文庫刊を再読する。
10年以上前に買って一読しましたが内容を忘れてしまいました。
読む本も切らしてしまい閑つぶしに再読しました。映画を見る
ことは「いくつもの人生を見る」事だと有ります。これが一番
グット来ましたね。成功した人、悲惨な目にあった人色々いると
思いますが、自分の人生だけじゃなく他の人のも覗いてみたいと
思うのも人情でないでしょうか。何しろ2時間かそこらで他人の
人生を体感できるんですから小説読むより効率的です。で、その
活かし方はそれぞれでしょうが。得るものが無くても晩酌の友
には成ります。