「現代ヤクザ・血桜三兄弟」マリリン・モンロー ノーリターン。

dvdで「現代ヤクザ・

f:id:uet18:20211018195001p:plain

血桜三兄弟」監督:中島貞夫・1971年を観る。岐阜のヤクザ広動会の縄張りを狙い、大阪の誠心会が鉄砲玉の川島(小池朝雄)を送り揺さぶりをかける。組員の邦夫(伊吹吾郎)とノミヤの舎弟分の宏(渡瀬恒彦)は誠心会に飲み込まれそうになる組に危機感を抱く。バーのママのマサミ(松尾和子)を川島に寝取られた邦夫の兄であるマスター(菅原文太)は胃がんで余命がなかった。組の代貸の原はこれをネタに川島殺害を依頼する。しかし、川島はバーのアルバイのトモグラ荒木一郎)に殺害される。これを機会に誠心会との抗争が勃発するかと思いきや組会長(河津清三郎)は誠心会の傘下にはいることを決意する。誠心会との戦争を主張する邦夫と宏は組の生き残りの邪魔になると判断した会長は二人の殺害を決意するが……. 「この世はもうじきおしまいだ。俺立ちゃ毎晩お祭りだ。欲張り婆は長生きで、やさしい娘は早死にだ。マリリン・モンロー ノーリターン。ノーリターン。ノーリターン。」と野坂昭如の曲が無常感をそそります。最後は3人そろっての組への殴り込みとなりますが、この曲と荒木一郎のヘロヘロ演技がなんともいえなく晩酌が進みました。

 

「永久保存盤・三波春夫」

一本刀土俵入り(セリフ入り)

f:id:uet18:20211016190151p:plain


cdで「永久保存盤・三波春夫」を聴く。「三波春夫ゴールデンベスト」に代表曲はすべてはいっているのかと思ったら「雪の渡り鳥」

は収録されていませんでした。代表曲なのにはいってないのは意外。

これわおかしい“もう1度買い直せとゆうことか。しかしないものはないので買い直しました。腹が立つので私が選んだ「三波春夫ベストテン」を書いて見ました。

  •  船方さんよ
  •  雪の渡り鳥
  •  チャンチキおけさ
  •  旅姿三人男
  •  大利根無情
  •  元禄名槍譜・俵星玄蕃
  •  世界の国からこんにちは
  •  一本刀土俵入り
  •  おまんた囃子
  • 元禄桜吹雪・決闘高田の馬場

とまあ、もう一度歌謡浪曲が復活すればええんだが!無理か?

 

「続てなもんや三度笠」

続てなもんや三度笠dvdで「続てなもんや三度笠」監督:内出好吉・1963年を観る。黒船がやって来た下田の港は、東屋(大宮敏光)と西屋(清川

虹子)が勢力争いをしていた。あんかけ時次郎(藤田まこと)と珍念(白木みのる)は多飯食いで相撲部屋からクビになった駒下駄(香山武彦)と東屋に草鞋をぬぐが待遇の悪さに逃亡、西屋に鞍替えする。ある日、東屋の娘お雪(西崎みち子)が西屋の息子新太郎(坂口祐三郎)を訪ねてくる。二人は恋仲で両組を仲直りさせたいと思っていた。東屋の用心棒平手三十郎(吉田義雄)は黒船の艦長(E.H.エリック)から新型爆弾を手に入れ両組の支配を目論んでいた。三十郎は艦長がお雪に惚れているのを餌に、お雪を黒船に誘拐、爆弾を手に入れる。新太郎と時次郎、珍念、駒下駄はお雪救出のため黒船に乗り込むが…….. 前作よりも話の流れがよく面白く見れました。バー「めりけん」店主(トニー谷)と艦長、副艦長ストレイト、三十郎の英語、日本語チャンポンの掛け合いは阿呆らしいがおもろい。吉田義雄の年期の入った悪役ぶりもいいです。

「てなもんや三度笠」

dvdで「てなもんや三度

f:id:uet18:20211005084906p:plain


笠」監督:内出好吉・1963年を観る。

あんかけ時次郎(藤田まこと)は、金ときれいな姉ちゃんが好きな駆け出しのやくざ者。インチキ説法の小坊主珍念(白木みのる)とコンビを組む。仲裁にはいったヤクザの出入り喧嘩で助っ人浪人(夢路いとし・喜味こいし)を倒したと誤解されたことから、清水次郎長花菱アチャコ)を倒して名を揚げようとする殺しや連中に祭りあげられる。一行は清水港を目指す。途中、剣客黒手一角(堺駿二)に挑まれると時次郎はかなわないと思いあっさり逃亡。ついた所が清水港。きれいな姉ちゃんおみつ(西崎みち子)と再会し清水一家

の客分になるや黒手一角が清水一家に喧嘩状を持ってきた……

時次郎と珍念は思ったほど活躍しません。ゲスト陣が灰汁の強い若水ヤエ子だのトニー谷だのが出て、そっちの方が面白い。しかし、何十年ぶりに時次郎と珍念が見れたので満足です。「すっとんとろりこ、すちゃらかちゃんちゃん」のフレーズは忘れられません。

「地獄への逆修」

地獄への逆襲 [DVD]BSで録画した西部劇「地獄への逆修」監督フリッツ・ラング:1940年を観る。ボブとチャーリーのフォード兄弟に弟ジェシー・ジェームズを殺された兄のフランク(ピーターフォンダ)は、兄弟に復讐することを決意する。兄弟の追跡資金稼ぎのため鉄道会社の集配所を襲い成功するが、警備員ウイルソンが銃撃戦のなか流れ弾

にあたり死亡する。鉄道会社はフランクの奴隷ピンキーを捉え殺人罪で起訴する。フランクは無実のピンキーを助けるため、強盗を認めたうえで自首するが…….. 地元の新聞社長コッブ少佐が弁護人になる法廷場面が見物です。昔は弁護士でなくても弁護人になれたらしい。コッブは鉄道会社の弁護人が北部人であることを強調し、

陪審員に北部に対する反感をあおりフランクに無罪の判決をくだします。強盗は本人も認めてるのに無罪とは、やり過ぎだろが!銃撃戦の場面より法廷劇のほうが面白いです。フランクに取材する女新聞記者エレノア(ジーン・テイラニ)が楚々としてなかなかいいなあ。

「三波春夫ゴールデンベスト」

f:id:uet18:20210909075705j:plain

cdで「三波春夫ゴールデンベスト」を聴く。今年はオリパラで喧しかったので、ひさしぶりに三波春夫が聴きたくなってアマゾンで購入。2枚組32曲。初めて聴く曲がだいぶあります。とくに「ルパン音頭」「恐竜音頭」などは冗談としか思えない曲です。まあ、歌うまいから何とかきけますが、よくこんな曲引き受けたもんだとびっくり。生活のためなんですかね!三波春夫や村田英雄の浪曲歌謡は絶滅状態なのが残念です。落語ファンは山ほどいるけど浪曲ファンは周りにもいないし,しょうがねえな。

「地獄への道」

地獄への道 [DVD]BSで録画した西部劇「地獄への道」監督ヘンリー・

f:id:uet18:20210908112029p:plain


キング:1939年を観る。ミッドランド鉄道は西海岸を目指し安い買収費で土地を買いあさっていた。買収担当のバーシーは、ジェームズ兄弟といさかいを起こしジェームズ兄弟は逃亡。バーシーは兄弟の家を包囲するが誤って母親を死亡させてしまう。これを知った弟のジェシー(タイロンパワー)は町に乗り込みバーシーを射殺する。以後お尋ね者となったジェームズ兄弟は列車強盗や銀行襲撃を繰り返すが…… ジェシー・ジェームズの名前は知ってますが、何でお尋ね者になったのかは知りませんでした。強引に土地を買収する鉄道会社の手法に反発したことから強盗団を組織することになったのは納得しました。仲間の賞金と恩赦を狙うフオード兄弟にあっさり後ろから撃たれて死んだのは以外だったな。警察に殺されたと思ってたので。