「続てなもんや三度笠」

続てなもんや三度笠dvdで「続てなもんや三度笠」監督:内出好吉・1963年を観る。黒船がやって来た下田の港は、東屋(大宮敏光)と西屋(清川

虹子)が勢力争いをしていた。あんかけ時次郎(藤田まこと)と珍念(白木みのる)は多飯食いで相撲部屋からクビになった駒下駄(香山武彦)と東屋に草鞋をぬぐが待遇の悪さに逃亡、西屋に鞍替えする。ある日、東屋の娘お雪(西崎みち子)が西屋の息子新太郎(坂口祐三郎)を訪ねてくる。二人は恋仲で両組を仲直りさせたいと思っていた。東屋の用心棒平手三十郎(吉田義雄)は黒船の艦長(E.H.エリック)から新型爆弾を手に入れ両組の支配を目論んでいた。三十郎は艦長がお雪に惚れているのを餌に、お雪を黒船に誘拐、爆弾を手に入れる。新太郎と時次郎、珍念、駒下駄はお雪救出のため黒船に乗り込むが…….. 前作よりも話の流れがよく面白く見れました。バー「めりけん」店主(トニー谷)と艦長、副艦長ストレイト、三十郎の英語、日本語チャンポンの掛け合いは阿呆らしいがおもろい。吉田義雄の年期の入った悪役ぶりもいいです。