「地獄への逆修」

地獄への逆襲 [DVD]BSで録画した西部劇「地獄への逆修」監督フリッツ・ラング:1940年を観る。ボブとチャーリーのフォード兄弟に弟ジェシー・ジェームズを殺された兄のフランク(ピーターフォンダ)は、兄弟に復讐することを決意する。兄弟の追跡資金稼ぎのため鉄道会社の集配所を襲い成功するが、警備員ウイルソンが銃撃戦のなか流れ弾

にあたり死亡する。鉄道会社はフランクの奴隷ピンキーを捉え殺人罪で起訴する。フランクは無実のピンキーを助けるため、強盗を認めたうえで自首するが…….. 地元の新聞社長コッブ少佐が弁護人になる法廷場面が見物です。昔は弁護士でなくても弁護人になれたらしい。コッブは鉄道会社の弁護人が北部人であることを強調し、

陪審員に北部に対する反感をあおりフランクに無罪の判決をくだします。強盗は本人も認めてるのに無罪とは、やり過ぎだろが!銃撃戦の場面より法廷劇のほうが面白いです。フランクに取材する女新聞記者エレノア(ジーン・テイラニ)が楚々としてなかなかいいなあ。