雪かきの正月

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あけましておめでとうございます。年末からの豪雪で、正月は雪かきに終始しました。おみくじを引いたら今年の運勢は「末吉」と出ました。まあ「凶」でないからええか“ しばらく寒くて冬眠です。画像は昨年末に催した「神棚飾り講習会」の画像。参加者が少なく高齢者ばかりの講習会になりました。

「関東テキヤ一家」

関東テキヤ一家 [DVD]dvdで「関東テキヤ一家」監督:鈴

木則文・1969年を観る。昭和30年頃、テキヤ菊水一家は源田一家と対立していた。菊水一家組員国分(菅原文太)は、源田一家の組員を痛めつけたことから抗争になりかかるが源田一家の時枝(寺島達夫)の取りなしで収まる。源田一家組長(渡辺文雄)は矢倉一家(天津 敏)と手を結び、梅村一家組長(河津清三郎)を抱き込み東日本神農睦会を結成して菊水一家を支配下に置こうと目論むが…..  国分が思いを寄せる同業の娘(土田早苗)を兄弟分の引地(待田京介)に取られたりして、ややコミカルなヒーロー像。お決まりの殴り込みには大木実や桜町弘子が加勢して中々賑やかな仕上がりになってます。

「七人の無頼漢」

七人の無頼漢(スペシャル・プライス) [DVD]dvdで「七人の無頼漢」監督:バッド・ベテイカー・1956年を観る。七人組の強盗団に妻を殺された元保安官ベン・ストライドランドルフ・スコット)は、復讐の旅にでる。旅の途中でカリフォルニアに向かうグリア(w・リード)と妻アニー(ゲイル・ラッセル)夫婦と一緒になる。道中インデイアンの襲撃を恐れ無人となった駅馬車中継所で一緒になった前科者のマスターズ(リー・マービン)とクレートと一緒になる。マスターズは、強盗団はフローラ・ビスタの町に向かったとゆう。ストライド一行はビスタの町を目指すが…… 悪役のリー・マービンの阿漕さがいいです。金のためなら仲間のクレートもあっさり撃ち殺す非情ぶり。一緒に旅することになったグリア夫婦の妻アニーに横恋慕するずーずーしさ、など悪ガキぶりは中々痛快です。最後は、ランドルフ・スコットとの一体一の決闘となりますが、この対決は正々堂々の対決で締めてます。

「博打打ち・いのち札」

dvdで「博打

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打ち・いのち札」監督:山下耕作・1971年を観る。昭和初期、岩井組の若頭相川清次郎(鶴田浩二)は旅先で知り合った女役者静江(安田道代)と恋仲になる。1年後の再会を期すが、新興愚連隊の新地会との出入りで懲役5年となる。出所した相川は、静江が岩井組長(水島道太郎)の後妻となっていたのを知り過去を忘れ一家に忠義を尽くそうとする。岩井組の隆盛に危機感を持っていた本家桜田一家(内田朝雄)は対立する新地会(天津 敏)を使い、清次郎と静江の昔のいきさつをネタに岩井組をつぶそうとするが…… 昔映画館で観てから40数年ぶりに再見しました。どんなあらすじだったかは忘れてしまいました。ただ最後の殴り込みの場面は記憶にありました。再見して、恋人を守るために任侠道にさよならする道行きの演出は中々よかったです。

「札つき博徒」

dvdで「札つき博徒」監

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督:小沢茂弘・1970年を観る。大正初期、博徒の柏木竜次(鶴田浩二)は旅で知り合った金八(小池朝雄)、虎松(山本麟一)から故郷の北九州戸畑の祇園祭が門司徳一家と直政一家の利権争いの種になっていると聞かされ故郷に戻る。祇園祭を仕切っていた池上三次郎(大木 実)と若衆組頭の信二郎待田京介)は資金難から両組に頼る構図となっていた。その昔、三次郎が無法ヤクザを殺した身代わりに流浪の博徒となった竜次は、両組を対立させて一挙に葬ろうとするが….. 門司徳の女侠客お仙(工藤明子)と金八が共に拳銃を派手にぶっ放したりで、ええ!と思います。任侠映画に拳銃の多様は、あまり似つかわしくないと思いますが、鶴田浩二が最後殴り込みで死んじゃうのは納得です。

「いかさま博奕」あのガキは誰や!

dvd監督:小

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沢茂弘・1968年を観る。博奕打ちの明石常次郎(鶴田浩二)は北陸の博奕場で負けた博奕打ち清やんに恨まれ襲われるが、清やんはいかさまを理由に組に殺される。娘の借金のために死んだ、清やんに同情した明石は、大貫組に買われた娘おしのを身請けするために大貫組の賭場で勝負するが、組の博徒関根竜吉(若山富三郎)に破れる。割烹「藤吉」の後家おりん(中村玉緒)に岡惚れした大貫組長(天津 敏)は債権を方におりんを物にしようとするが、おりんは明石に惚れ込んでいた……「我みたいな、できそこないも、めずらしいで」と大貫と対決する殴り込みの場面は決まり事ながら溜飲がさがります。若山と鶴田の博奕場面も札の読み筋などの駆け引きが、大映の「女賭博士シリーズ」と比較できで面白く見れました。悪役の天津 敏は、極悪非道の親分を演じていいですね“ やはり悪役が迫力ないと話が盛り上がりません。鶴田浩二を「あのガキ」と罵ったりええ悪役ぶりです。

 

「勝手にしやがれ」

BSで録画した「勝手にし

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やがれ」監督ジャン・リュック・ゴダール:1959年を観る。パリで高級車を盗んでイタリヤに向かったミッシェル(ジャン・ポール・ベルモンド)は、追跡された警官を射殺。パリに舞い戻り知人のところを転々。何度か寝た女、記者志望の米国人パトリシア(ジーン・セバーグ)の住居に転がり込み一緒にローマに行こうと口説くが…… 仏俳優「ジャン・ポール・ベルモンド」が死んだので急遽、追悼に放送された映画です。ベルモンドは中々癖があり好みの分かれる所です。短髪の「ジーン・セバーグ」は中性的な魅力があります。男に引きずられる女は好みじゃありませんので、最後ミッシェルを裏切ってしまう結末はよかった。初めて観ましたが、女にもてる車泥棒が自滅する話は、さほど共感できませんでした。何でこの時代の人に絶賛されたのかよく解りません。どーも芸術映画は苦手だ。結末は予想できましたが、まあ!面白く観れました。