「昭和女博徒」話が類型的
dvdで「昭和女博徒」監督:加藤泰・1972年を見る。芝浦堀川一家親分(水島道太郎)は高齢のため二代目を巽(松方弘樹)に譲る。納得の行かない兄貴分の森戸(渡辺文雄)は、敵対する大田原(山本鱗一)の入れ知恵で旅人の島崎(天知茂)を使い巽を殺害する。大田原は自分の息をかけた三代目をたて堀川一家を手中にし森戸を逃亡させる。巽の妻お富士(江波杏子)は復讐を誓い「巽のお富士」として女渡世人となるが........
「昭和女博徒」シリーズ第1弾として製作されたようですが、ヒットしなかったので、これ1作で打ち切りとなったようです。残念!映画自体は悪くはないですが類型的で、
「緋牡丹博徒」とくらべると「巽のお富士」に新鮮味はないです。何かプラスαの必殺技みたいなものが欲しかった。やっぱり博徒なんだから賭場のシーンをもっといれて
もらいたかったなあ!大映の「女賭博師」シリーズのような荒唐無稽の展開があったら
続いたかもしれませんな。