「ある奴隷少女に起こった出来事」
新潮文庫刊「ある奴隷少女に起こった出来事」ハリエット・アン・ジェイコブズ著
を読了。何年か前新聞で、米国でベストセラーになったとゆう記事を記憶していた
ところ、ブックオフにいったら同名のタイトルが眼に入ったので100円なので購入。
内容はドクター・フリントの黒人奴隷になったリンダは少女から適齢期になった頃から
ドクターの性の奴隷になるよう強要虐待され、これを逃れるため祖母の家の屋根裏に
7年間潜伏した後ニューヨークに脱出するまでの事を、記憶をもとに書いた19世紀の
ノンフィクション。胸くそが悪くなるドクター・フリントの色餓鬼ぶりと嫉妬のあまり罪のないリンダを虐待するフリントの妻など、やっぱりなあ~!予想どおりの奴隷制度
の悪行です。125年ぶりに発見公開されたとゆうことですが日本では売れたとゆう話は聞かなかったような?女性の方は1度は読んだ方が良いと思います。私には、7年も
日も差さない屋根裏に潜伏するよりは体売った方が楽なような気がしますが、キリストが言ったように「人はパンのみにて生きるにあらず」でしょうか。たいした人も
いたもんだ。