「悪名波止場」

悪名波止場 [DVD]dvdで「悪名波止場」監督

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森一生・1963年を観る。朝吉(勝新太郎)清次(田宮二郎)、お照(藤原礼子)らは、四国からの連絡船の船内で、清次がいかさま博打をしている清次に似ている男、三郎(藤田まこと)を懲らしめたことから、朝吉は三郎の妹おとし(紺野ユカ)宅を訪れる。ところが彼女は麻薬中毒に苦しんでいた。三郎は沖仲仕の金を持ち逃げして三ツ鯛一家の親分鬼瓦に追われていたのだ。鬼瓦はおとしに、金の返済を迫るが、朝吉は自らあんこ(港湾労務者)として働いて金を返すと約束するが……. 話は、どうってことはない展開でそこそこ見ていられます。おもてなし、売春目的の女子船の親方おげん(清川虹子)と朝吉のやりとりが面白いです。三ツ鯛一家の経営するキャバレー歌手として「青山ミチ」が出てます。最初は誰だか思い出せませんでした。この当時中高生だと思いますが、年に似合わず迫力ある歌いっぷりで、この若さでこの歌唱力てえしたもんだと思いました。何でいつの間にか消えたんだろう? 勝新も一曲「河内音頭」を歌いますが、ま!これはファンにむけての御愛嬌でしょう。