「レベッカ」

BSで録画した「レベッカ」監督アルフレッド・ヒッチコック：1940年を観る。ホッパー婦人の女雇員（ジョーン・フォンテイン）はモンテカルロ滞在中に知り合った貴族ド・ウインター・マキシム（ローレンス・オリビエ）と交際しマキシムの求愛を受け結婚し、彼の自宅マンダレー城に居住することになる。しかし、ダンバース婦人ら使用人から常に先妻のレベッカと比較されるような圧力を覚え心が安らぐことはなかった。先妻はボートから転落し溺死したのだった。先妻の影に不調になるマキシム。邸内の雰囲気を変えるべく仮装舞踏会を開いたその日、沖合で船が難破する。救助に向かった先の難破船の下に転覆したレベッカの船が見つかり、そこにはレベッカと思われる遺体が、既にレベッカとして埋葬された遺体は誰なのか…….　訳ありの大金持ちと結婚した女のサスペンスミステリーです。なんとも陳腐なストーリイだと思いますが、興味を持ったのは大金持ちの貴族の生活がどんなもんか映像でみれたのは良かった。むやみと高い天井。どでかいドア。食卓風景。炊事洗濯家事全般は使用人まかせなので暇つぶすのは大変そうだ。ダンバース婦人の不気味な雰囲気がなかなかに良いです。