ガラン版「千一夜物語1」おなごは可哀想!

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ガラン版「千一夜物語1」西尾哲夫訳をようやく読了。思い出しては

読んでたので時間かかりました。第1夜から第69夜まで、「商人とジン」、

「漁夫の話」、「王子である3人の遊行僧とバクダードの5人の娘の話」

迄です。ファンタジーの元ネタになってる有名な話。イスラム教徒の想像力の豊かさには改めてびっくりします。イスラム教は、昔は諸事全般に寛容だったのが解ります。ワイン飲んだり歌ったりの宴会もけっこう出てくるし、それに比較すると現代のほうが厳しい世の中みたいです。

女の不貞の話が多いのは何故なんだろうね?男は当たり前だけど、男が

それで傷つくなんて現代から見るとナンセンスだと思いますが、千一夜の

時代に生まれなくて良かった。奴隷に生まれて鞭うたれてたかもしんない

もんね。